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2026年5月31日

援助要請意図に関する心理社会的要因に関する論文がYonago Acta Medicaに掲載されました
援助要請意図に関する心理社会的要因に関する論文がYonago Acta Medicaに掲載されました

私たちが、鳥取県と共同で行った調査研究が、Yonago Acta Medida 69巻に掲載されました。


本研究は、鳥取県在住の成人448名を対象に、援助要請意図(困った時に助けを求める気持ち)に関連する心理社会的要因を検討したものです。 調査の結果、以下のことがわかりました。


  • 生きている以上、他人に迷惑をかけるのは仕方がないと思う人は、援助要請意図が高かった(OR = 2.69)。

  • 生きている以上、何かの役に立っているほうがいいと思う人は、援助要請意図が高かった(OR = 4.94)。

  • 子どもの頃、悩みを抱えた時に誰かに相談した経験がある人は、援助要請意図が高かった(OR = 6.48)。

  • 自宅や学校、職場以外で、人とつながれる場所がある人は、援助要請意図が高かった(OR = 1.90)。

  • 悩みを抱えた時、誰かに話を聞いてもらうだけでも意味があると思う人は、援助要請意図が高かった(OR = 2.59)。

  • 誰かに相談して思うように対応してもらえなかった時、別の人に相談したいと思う人は、援助要請意図が高かった(OR = 3.88)。

  • 主観的孤立感を抱えている人は、援助要請意図が低かった(OR = 0.43)。

  • 悩みを抱えた時、どのようにサポートを求めてよいかわからない人は、援助要請意図が低かった(OR = 0.30)。


 これらの結果から、個人の心理的要因だけでなく、地域のつながりや子ども時代の相談経験を支える環境づくりが、援助要請意図を促進するうえで重要であることが示唆されました。

 いき〇研究会で、子どもが安心して「助けて」と言えるための地域づくり、子どもを勇気づけるための大人の関わり、地域のつながりのハードルを下げるためのチャレンジなどの実践研究を現在すすめています。

 論文の詳細は、こちらからどなたでも自由にお読みいただけます(原典は英語ですが、Google自動翻訳で日本語でお読みいただけます)

 この研究成果の詳細は、7月26日のシンポジウムでも紹介する予定です。

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